ホームページを作るために必要なもの
1.ドメイン
2.サーバー
3.ホームページに載せる文章や画像などの情報
補足1
ホームページを公開するというのは、ホームページ用に作ったデータをサーバーにアップロードして、誰でも見られる状態にすることを言います。
文章や画像などの情報をHTMLという形式にまとめて、サーバーにアップロードすると、ホームページになります。
ドメインというのは、rindouwebdesign.comやyahoo.comのような、名刺などに載せるURLのことです。
ドメインという住所と、サーバーという土地の2つがあることで、閲覧者は、ホームページにたどり着くことができます。
補足2
ワードプレスとは、ホームページを作るためのソフトです。ホームページビルダーのようなものです。厳密にはこの2つは違うのですが、大体同じです。
どちらもサーバーを自分で借りるタイプのホームページを作るときに利用するツールです。
Jimdo、Wix、アメーバオウンド、STUDIO、ペライチ、WordPress.comなどは、サーバーとホームページ作成ツールが一体化したサービスです。
これらのサービスでは、サーバーを借りずに、サービスに登録することでホームページを作ることが出来ます。
サービスを利用する場合は、SEO(検索エンジンに見つけてもらうための施策)という点から、Jimdoかペライチがおすすめです。
補足3
ワードプレスには2つの種類があります。サーバーを借りるタイプのホームページに使う、WordPressというソフトと、Jimdoなどに似た、WordPress.comというサービスの2つです。
WordPress.comは、制限が多くて使いにくいのと、デザインが外国風なので、あまりおすすめしません。
ただし、かなり後からの説明になりますが、プラグインとして使うのには便利です。ですのでアカウントだけ登録しておくのは損ではありません。課金はしない方がいいと思います。
ドメインとサーバーの選び方
ドメインとサーバーの選び方のコツですが、みんなが使っているものを選ぶのが一番です。
ここでは10年以上の実績があり、日本人に多く使われていて、有名な3つのサーバーをご案内します。
1.エックスサーバー
2.さくらインターネット
3.ロリポップ!
エックスサーバーであれば、1,000円程度、さくらインターネットは、500円程度、ロリポップは200円台からの月々の費用でワードプレスのホームページを運用することが出来ます。
この3つのサーバーでどれを選ぶべきかのポイントは、ホームページの表示スピードとバックアップ機能の2つです。
表示スピードが速くてバックアップの機能がきちんとついていて、一番安心して使えるのはエックスサーバーです。
さくらインターネットは、メールサーバーのバックアップ機能はありません。サーバーの内容については、自分でスケジュールを設定するか、手動でバックアップをとることが出来ます。さくらインターネットはコスパがいいと思います。
ロリポップのバックアップ機能にはオプション料金がかかります。また、メールサーバーのバックアップ機能はありません。200円台のプランは表示スピードは速くありません。
補足1
一つのサーバーに、複数のホームページ(ドメイン)を置くことが出来ます。aizuwakamatsu.com、kitakata.comを同じサーバーに置くことが出来ます。
また、info@aizuwakamatsu.com、furukawa@aizuwakamatsu.com、suzuki@kitakata.comのように、ドメインを使ってメールアドレスを作ることが出来ます。
ただし、一つのドメインのワードプレスが攻撃された場合、同じサーバーにある他のドメインのワードプレスにも影響が出ることがあります。
ドメインについて
ドメインとサーバーはセットで使うことになります。ですので、どのサーバーを借りるかによって、どのサービスでドメインを契約するか決まります。
エックスサーバーとさくらインターネットは、サーバーと同じアカウントでドメインの契約が出来ます。
ロリポップは、ムームードメインというサービスと連携しているので、ロリポップでサーバーを借りる場合は、ムームードメインでドメインを取得するのがおすすめです。
補足1
サーバーはエックスサーバーで契約し、ドメインはさくらインターネットで契約する、というあべこべな契約の仕方でも、紐付けて利用することは可能です。
管理の都合で、エックスサーバーでサーバーを借りる場合は、ドメインもエックスサーバーで契約することをおすすめします。
サービスによって、ドメインの管理料金が多少変わるので、バリュードメインなどの安いところを選ぶのも一つの方法です。
ただし、お名前.comはおすすめしません。
ドメインというのは、オフィシャルなものなので、「持ち主が誰です」ということを世界に公開する必要があります。
しかし、個人の住所が公開されるのはまずいので、ドメインを提供するサービスの住所を利用する、代理公開という方法をとることができます。
多くのサービスでは、代理公開を選択するのにオプション料金はかかりませんが、お名前.comはオプション料金がかかります。